着物のリサイクル
このサイトではエコに着物をリサイクルする方法や豆知識などを幅広く掲載しています。
SCGsが様々な場所で取り組まれている今日ですが、いざ行動しようとすると何をすればいいのか分からないものです。
そこでお家に眠っている和服を賢く活用してみるのはどうでしょうか。
環境保護に貢献できるだけでなく、お家もすっきりして一石二鳥です。
年末年始の大掃除をしていて出てきた和服をどうしようか困っている方にも必見です。
循環型の社会を目指す人必見！着物のリサイクルに貢献できる豆知識を紹介！
着物をリサイクルしたいと考えた時、買取査定を依頼することに抵抗を感じる方も少なからずいるでしょう。
査定には時間がかかりそう、高値で買い取ってもらうにはどうすればいいのだろう、そう考えているうちに、着物をリサイクルすることが億劫になってしまいます。
そこでオススメなのが着物をハンドメイドでリメイクする方法です。
例えば大切な形見である着物を肌身離さず持っていたいと思う方はポーチへのリメイク、ミシンを持っていない方ならミシン不要で出来るくるみボタンアクセサリーへのリメイクなどがオススメです。
その他にもブックカバーやバック、ドレスまで活用方法は無限大です。
こういった小さな取り組みが循環型社会の背中を押す大きな力になることは間違いありません。
着物のリサイクルは持続可能エネルギーに貢献している
持続可能エネルギーやリサイクルに関して強く関心を持つ人が増えており、古着を新たなエネルギー源とする方法や、古着を古着店へ持ち込み新たなオーナーへ渡すことなどを検討する人も増えてきました。
和服の場合は丁寧に手入れをすることで100年でも長持ちする物もあるため、大切に手入れをすることが必要となります。
リサイクルショップへ出すことにより、地球環境に余分な負荷をかけることなく新たなオーナーへ渡すことが可能です。
特に着物の場合、長年多くの職人が携わってきているからこそ希少価値が高く、芸術品の一つとして評価される声も大きいため次代へ渡すことが可能となります。
大切に使ってくれる人に手に入れてもらうために、あえて古着店へ持ち込む人も少なくありません。
着物を古着店へ売る場合、できるだけ専門の業者に依頼したほうがいいといわれています。
専門業者の場合は保管方法を適切にしていることが圧倒的に多いですが、複数のアイテムを取り扱っているところの場合、きちんと保管できるかどうかわからないからです。
着物のレンタルと普段着として興味を持つことの大切さ
着物の良さに気付くと、普段着としても着付けを学び、着る習慣をつける方もたくさんいます。お気に入りの着物を購入して大切に使う方もいる一方で、予算的に難しいと感じる方もいるため、レンタルサービスを上手に使うことをおすすめします。
レンタルをすることで気に入った柄を着る機会を作ることができますし、いろんな柄を試す良いきっかけを作ることができます。フォトスタジオに注目することで、着付けも含めてサポートしてもらうことができたり、写真撮影をすることができる事に注目することも大切です。家族で撮影を楽しむ機会を作っていくなど、着物に関することを調べてみると、様々なサービスを見つけることができます。上手にレンタルをすることによって、お金をたくさん使わなくても気軽に着て楽しむ時間を作れます。普段着としても注目することで、今までと少し違った楽しみを持つことができる方も多く、もっと学びたい方は着付け教室に注目することをおすすめします。
着物を他者に売るなら専門店を利用するのがおすすめ
優れた材質の家具や型落ちしていない電化製品や有名メーカーの楽器やブランドバッグや人気作家のアート作品や入手困難な非売品など、要らないけど捨てるわけにはいかない価値があるものは家の中に数多くありますが、着なくなった着物もその最たるものです。
タンスやクローゼットの中に眠っている着物の処分に困っている方も多いのではないでしょうか。他者に売ってしまおうと考えているなら、知人に格安で譲ったりフリマアプリや・オークションサイトに出品したり近所のリサイクルショップに持ち込んだりするのではなく、着物買取専門店を利用すべきです。帯や足袋や草履や帯締めや帯板や長襦袢や腰紐や肌着など一式になったものを何セットかまとめて売る場合は、宅配買取や店舗買取ではなく出張買取を依頼するのがおすすめです。売りたい着物一式と身分証明書を用意して家で待っているだけでOKで、スピーディーな査定がなされその場で代金を支払ってもらえます。
着物を着ると自然と姿勢が良くなるのでおすすめです
日本人として生まれてきた以上、伝統的な民族衣装である着物を一度は着たいと思うでしょう。しかし、何かと高いものが多いため、滅多に買うことができずに断念してしまう方も少なくありません。
それでも一度は着てみたいと望むのであれば、買うのではなくレンタルをしてみてはいかがでしょうか。レンタルであれば安い値段で素敵な着物を着ることができますし、豊富なデザインがあるので好みのものが必ず見つかると思います。
そして、着物を着用することで様々な効果を生み出すことも期待できます。例えば、帯をきつく締めるので自然と姿勢が良くなり、猫背が直って佇まいが美しくなれること、上品でおしとやかな雰囲気を引き出せるようになるので今までにない新たな自分の一面を知れるようになります。
とくに姿勢に関してはとても良くなることがわかっているので、綺麗な立ち方をマスターしたいと希望していたり、普段猫背で過ごしていることが多い方はぜひ挑戦してみることをおすすめします。
レトロ柄の着物をおしゃれに演出するテクニック
最近は祖母や母から受け継いた古い着物を、現代風にコーディネートするレトロ着物が注目されています。今では昔ながらのレトロ柄は若い女性にとっては新鮮に感じる場合は多く、小物をうまく組み合わせることでコーディネートすることで、おしゃれに演出することが可能です。
この時おしゃれに演出するテクニックとして取り入れたいのが、帯のお太鼓やお腹の部分に大きな柄が付いているデザインならば、配色と柄の配置を全体のバランスを考えて配置することによって、今どきの上品で大人の着こなしができるようになります。また昭和時代の着物は、掛衿部分が短い特徴があるのでそのまま着こなしてしまうと、掛衿が短く衿の真ん中までしか来ないため息苦しい着こなしとなってしまいます。
そこで1度仕立て屋さんにお願いすることで、簡単に掛衿を長く調整してくれるので昔の古い着物も今風に着こなすことができるようになります。
合わせるコートや羽織の丈が短いなら、ヒザ下のふくらはぎぐらいにかかる長さのコートと合わせるようにすれば、古いレトロ柄をさらに引き立てて全体のまとまり感を出すことが出来ます。
着物は暑い夏でも意外と快適に過ごすことができる
着物を普段着として着用している人はほとんどいない現代ですが、実は暑い夏を快適に過ごすことのできる素晴らしいアイテムなのです。
暑い夏はワンピーススタイルで過ごすという人も多いのですが、ワンピースの中でも袖ぐりが大きくあいている方が涼しく感じるのと同じように、着物も袖ぐりがあいているのであまり暑さを感じずに済むのです。
帯を締めるから汗をかきそうと感じる人もいますが、帯をキュッと締めることによって、顔の汗を止めることができますし、ワンピースと同じように裾があいていますので風通しもかなりいいように設計されています。
最近では帯の締め方や着こなしなどもかなり自由になってきていることから、若者にも人気となっていますので、普段着として一着持っていても損することはありません。
むしろきっちりとした印象を与えることもできますし、夏は暑さをあまり感じずに済むことで一石二鳥なので、これを機に着物を着て外出してみるのもおすすめです。
日本の伝統的な着物とアジアの民族衣装について
着物は、伝統的な日本の衣装であり、日本文化の象徴的な存在です。
特徴的なデザインや素材を持ち、美しい柄や色彩が特徴です。
さまざまな種類があり、季節や行事に応じて異なる柄や色が用いられます。
着物は、長い歴史を持ち、江戸時代から広く一般の人々に着用されてきました。
一方、アジアの他の国々でも伝統的な衣装が存在します。
例えば、中国のチャイナドレスや韓国のハンボクなど、異なる文化や地域で独自の特徴を持つ衣装があります。
これらの伝統的な衣装は、それぞれの文化や歴史を反映し、美しさや繊細さが特徴です。
アジアは、多様な文化や民族が存在し、その中には異なる伝統的な衣装が広がっています。
これらの衣装は、人々のアイデンティティや文化的なつながりを表現する重要な要素となっています。
伝統的な衣装は、その美しさや繊細さから世界中で注目されています。
現代の社会においても、特別な場や祭りなどで着用され、伝統や文化を守り続けています。
ファッションの分野でも新たな表現やデザインの源泉となり、多様な文化交流やクリエイティビティを生み出しています。
着物の収納に桐ダンスが良い理由を紹介します
桐は湿度や温度の変化に強く、湿気を吸収・放出する特性があります。
着物は高品質な絹や綿素材が多く使用されており、湿気やカビに弱いため適切な湿度管理が必要です。
桐ダンスは湿度を調節しやすく、劣化や変色から守るための適切な環境を提供します。
桐は害虫を寄せ付けにくく、着物を虫食いから守ることができるのが特徴。
特に重要な保存時や季節によって使用しない時に、たんすに保管することで、虫害からの被害を最小限に抑えることができます。
桐ダンスは多くの引き出しや収納スペースを備えており、帯・小物類を整理して収納するのに便利です。
引き出しは着物を保護し、しわや折り目を防ぎます。
また引き出しや仕切り板を使用して、異なる季節や種類の商品を分けて収納することも可能です。
日本の伝統的な家具であり、美しいデザインと職人の手による高品質な作りが特徴です。
桐の木目や風合いは上品で、和室や和風のインテリアにも調和します。
そのため収納するだけでなく、インテリアの一部としても楽しむことができます。
ドレスにアレンジできる着物の需要と素材の良さ
近年、着物の再利用が注目を集めており、アレンジしてドレスなどの洋服として着る事ができたり、小物やバッグを作ることができます。
着物は湿気や虫食いに弱く、日光による色褪せに注意する必要があり、保管し続けることが意外と難しいです。
今までは一部虫食いの被害があると、使わないものを買取できないケースが多かったですが、アレンジの需要の増加で変化が見られます。
買取店によってシミや虫食いがあっても、素材が良かったり、有名作家の作品は買取される可能性があります。
着用する際に隠れてしまう場所に汚れがあった場合、大きな問題はないですし、染め直して修復を行うこともできます。
レンタル着物店での需要も高く、使う目的で中古の着物を探す方も多くいますし、修復して使うことを想定した購入を検討しています。
損傷が激しくない物なら値段が付く可能性が高く、お店の査定基準を確認しながら選ぶことが大切です。
ドレスに変えることで、古い物を現代に合った形で蘇らせることができます。
着物は古いだけではなく「モダン」に楽しめます。
着物は古来より続く日本の伝統衣装です。ですが洋服と違い着るだけでも技術が必要なため、最近は七五三や成人式等といった人生の節目を彩る場面にしか着ない方がほとんどです。
そういったあらたまった席でしか見かけないことから、着物のイメージはますます格調高く、時に堅苦しくなりがちです。
また、新しいものが好きな若い方等には、年配者が着るもの、古臭いものという負の印象も持たれているかもしれません。
和服は日本人の「普段着」だったものです。晴れ着として着る衣装は縁起が良く格調高い柄が描かれたものがほとんどですが、もっとくだけた色や柄、模様を選んでお洒落着として楽しむこともできます。
「大正ロマン」と称される大正時代の和服は色や形もとても華やかで洒落ていて、とても「モダン」です。
最近ではブーツやレース等、西洋風なモチーフと着物を組み合わせるのも人気です。
華やかだけど奇抜過ぎない「モダン」なお洒落をしたい方には是非おすすめです。
総絞りの着物はとても価値が高く、魅力的な一品です
着物は日本古来より続く伝統衣装ですが、七五三や成人式等の人生の節目を彩るごく限られた場面でしか和服を着たことがない日本人がとても増えてきています。
またそういった大切な行事で身につける晴れ着も、購入するのではなくレンタルされる方がほとんどです。
良い着物はきちんと管理すれば三代は使えると言われいます。
最近は母親の振袖「ママ振」を成人式に着る方も増えていますが、現代的で好きな色や柄のものを選びたいと敬遠される新成人もまだまだいらっしゃるそうです。
ですが、譲り受けた総絞りの晴れ着をまとった新成人を見ると、真の豪華とはこれだと惚れ惚れしてしまいます。
絞りは名前の通り一つ一つ絞って染め分けたとても手間のかかる技法で作られたものです。
独独の凹凸のある生地も美しく、新しく作ろうと思うと大変高価な物です。
その価値を知らずに絞りの独特の風合いを馴染みのない古臭いものと捉えてしまう若い方にこそ、是非その価値を知り、身にまとっていただきたいです。